
本日夕方に行われた同社の第3四半期決算発表で、ティム・クックCEOはついに、トランプ大統領がAppleが米国内に3つの「大規模で美しい」生産工場を建設することに合意したという約束について言及した。クックCEOの回答はやや曖昧なものだったものの、Appleは米国経済へのコミットメントを表明し、投資拡大の可能性を検討していると説明した。
トランプ大統領の公約についてコメントを求められると、クック氏はAppleが現在、雇用創出と米国経済の活性化のために行っている取り組みについて語り始めた。同社は米国で200万人の雇用を創出しており、先端製造業ファンドを通じてコーニングのような分野への投資を継続していると説明した。
クック氏の全回答:
「この質問には、『雇用を増やすために私たちは何をしているのか』という観点からお答えしたいと思います。これが問題の根底にあると私は考えています。私たちは米国で200万人の雇用を創出してきました。Appleは米国でしか生まれなかったのですから、雇用の創出を含め、米国の経済活動を活性化させる責任があると私たちは考えています。」
クック氏はその後、Appleが米国経済においてどのように雇用を創出しているかを詳しく説明した。アプリ開発は依然として最大かつ最も急速に成長している雇用市場の一つであると説明し、Appleが米国に拠点を置くサプライヤーから500億ドル相当の資材とサービスを購入していることにも言及した。「私たちは、どうすればこの雇用を増やすことができるかを自問自答してきました」とクック氏は述べた。
クック氏の回答は、トランプ大統領の発言に直接言及していないため、まさに「答えになっていない」と言えるでしょう。もし忘れているなら、先月のインタビューでトランプ大統領がこう述べていたことをお伝えします。
「(クック氏と)話をしたところ、彼は3つの巨大工場を建設すると約束してくれた。本当に巨大だ」とトランプ氏は、法人税改革と企業投資に関する議論の中で述べた。「ティム、君がこの国に工場を建設し始めない限り、私の政権は経済的に成功しているとは思わないと言ったんだ。彼から電話があり、工場は建設中だと言っていた」
その後、AppleのメーカーであるFoxconnはウィスコンシン州に新たなLCD工場を建設すると発表しましたが、シャープのテレビ向けスクリーン供給に特化しており、Appleとは一切関係がありません。トランプ大統領がAppleとFoxconnを混同しているのではないかとの憶測も一部で飛び交っていますが、Appleがこの件について沈黙していることからも、その憶測は裏付けられます。
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